設定のデフォルト値を変更したい

Q.


Bricscad の設定の中で、デフォルト値では弊社の仕様に合わないものがあります。
例えば、設定の[図面]-[作図]-[表示/ビュー]-[線の太さ]-[デフォルトの線の太さ]の場合
デフォルトでは [0.25] ですが、弊社の仕様では、[0.09] となります。

システム部で、何台もの端末にインストールするため、Bricscad を起動し、1つ1つ設定を変更することが難しいです。
Bricscad を起動せずに、初期状態から設定の設定値を変更する方法はありませんか?


A.

Bricscad が持つ設定のデフォルト値を変更することはできません。
設定の変更については、Bricscad を起動し、[設定]コマンドなどで変更する必要があります。

システム管理者やオペレータが操作することなく、設定値を変更する方法としては、
Bricscad が起動時に実行するLISPプログラムというものがありますので、
そのLISPプログラムを作成することで、設定値の変更をすることができます。

Bricscad が起動時に実行する LISPプログラムは on_start.lsp と言うファイルになります。
この on_start.lsp を Bricscad インストールフォルダ下 Supportフォルダに作成しますと、
Bricscad 起動時に、ファイル内のLISPプログラムを実行します。

LISPでの設定に変更につきましては、 (setvar) 関数を使います。
(setvar)関数は システム変数 を変更する関数になり、
設定項目の多くはこのシステム変数の値となります。
例にあります [図面]-[作図]-[表示/ビュー]-[線の太さ]-[デフォルトの線の太さ] は
システム変数[LWDEFAULT]となります。
システム変数名につきましては、設定画面にて項目を選択すると表示されますので、参照にしてください。



例にあります [図面]-[作図]-[表示/ビュー]-[線の太さ]-[デフォルトの線の太さ] を
0.09 に変更する場合は、 on_start.lsp に以下のように記述します。

(setvar "LWDEFAULT" 9)

このように記述することで、Bricscad 起動時に設定値を変更することができます。

【注意】
上記の方法は、デフォルト値を変更するのではなく、 Bricscad 起動時に設定を変更するものです。
そのため、 Bricscad で設定値を変更しても、次回起動時には、 on_start.lsp に記述されてものに
変更されてしまいます。